フィルムカメラも良いもんですよ。Nikon F4S とフィルム写真の魅力

今回はフィルムカメラである、Nikon F4S の魅力について書いていきます。
(記事中の画像は、Nikon D7000、SB-700を使用してます)

僕が Nikon F4S と出会ったのは今から2年前の2015年のことになります。
当時 D7000 で写真を撮ってたんですが、(今でもD7000は現役ですよ!)僕の父親がいきなりくれたのが Nikon F4S という、フィルム一眼レフカメラでした。


僕は、レンズ付きフィルムの「写るんです」を修学旅行などでしか使ったことが無かったので、フィルムで写真を撮るということ自体、あまり経験無かったんですよね。

なのでこんな大きくて重いカメラ使わないと言ったんですが、フィルムカメラも面白いよという言葉と、F4Sの状態がかなり良かったので、とりあえずもらって帰りました。(笑)
それからいろいろ使っているうちに、フィルムで写真を撮ることの魅力と、F4S自体の持つ魅力の沼におぼれていきました。(笑)

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このニコン F4Sというカメラは、1988年に、ニコン初のAF機能付きフラッグシップとして登場しました。
(個人的なことですが、僕は1988年生まれなので、同い年のこのカメラを大切に使っていきたいという気持ちがすごーく強いです!)

発売当時のF4Sの値段は、ボディだけで239,000円と、かなりお高いカメラでした。
僕みたいな、一般的なサラリーマンは、奥さんに土下座してもなかなか買えないようなカメラだったんです(笑)

そんなF4シリーズですが、今では2~3万ほどで買えてしまいます。
(F4/F4S/F4Eがあり、それぞれバッテリーグリップの違いで、中身は変わりません


嬉しいような悲しいような、複雑な気持ちになりますよね。。

F4よりも前に出た、Nikon Fや、Nikon F2の相場はお高めです。こちらは機械式のカメラで修理が可能なので、あまり値段が落ちないんですよね。また、機械式カメラは電池が無くても写真が撮れるのも、値段が下がらない理由だと思います。

一方F4は、電子部品だらけのカメラになるので、壊れた箇所によっては修理出来ない場合があります。
僕は「フォト工房 キィートス」さんで、プレビュー鳴きと、フィルムカウンタースイッチなどを修理してもらいました。(詳しくは別の機会にご紹介します)

また、旧モデルのフラッグシップ機 Nikon F3 までは、ボディが金属で出来ていたのに対し、このF4はエンジニアプラスチックという材質になり、見た目が一見安っぽくなってしまいました。
でも中身はアルミダイキャストで出来ているので、充分すぎるほどの強度はありますよ~!

とまあ、ここまではNikon F4S のイマイチなところばかり書いてしまいましたが、魅力的なところもたくさんあります!

Nikon F4S の魅力

1988年登場で、僕と同い年なトコロ。はい、いきなり私情を挟んでしまいました。(笑)
冗談は置いといて、Nikon F4S の最大の魅力は、MFレンズ・AFレンズと、ほぼ全てのニッコールレンズが装着できるというところだと思います。
AF-S Gタイプのレンズも、一部機能は制限されますが使用できちゃうんですよ!
すごいですよね~F4は!

またF4のファインダーはすごく見やすくて、ピントの山をつかみやすいんです。そのため、最高のMFカメラとも呼ばれています。
実際僕はほとんどMFレンズをつけっぱなしにしています。
ファインダーがすごくクリアで、ビシッとピントが決まりますよ!

すごいのはファインダーだけではありません!
肝心のAF性能もあなどれませんよ!
AF速度自体はそこまで速くありませんが、ピント精度はかなり高く信頼できます。このあたりはさすがプロ機だなと感心させられます。


あとはF一桁モデル初の、縦走りシャッターを採用したことにより、8000分の1秒という超高速シャッターを切れるようになりました。
これだけ速いシャッタースピードがあれば、日中の明るい時でもISO 100のフィルムを使えば、絞り開放での撮影も出来ますので、より立体的な写真が撮れ、撮影の幅も広がると思います。
さらに、手ぶれ防止や、飛び物、スポーツ撮影なんかにも有効かと思います。

2014年発売のデジタル一眼レフカメラ Nikon D750でも、4000分の1秒までしかありませんので、1988年発売のF4はやっぱりすごいですよね!
(※D750をバカにしているわけではありませんし、理由があってあえて抑えてるのかもしれません(汗))

またF4のシャッター作動の耐久性は、なんと15万回もあるんです!

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さらに!
各ダイヤルとレリーズボタンに、Oリングパッキンやフッ素樹脂シール、独立気泡製スポンジなどを組み込んでいて、防滴性にもすぐれています。
なのでF4は、過酷な撮影環境にも、きっちり良い仕事をしてくれますよ!
Nikon f4s フィルム 一眼レフカメラ
さらにさらに!
F一桁機の特徴のひとつである、脱着式ファインダーと、交換可能なスクリーンがあることも、現行機種には無い機能のひとつですよね。
僕はまだ持っていませんが、ウエストレベルファインダー(DW-20)はいつかゲットしたいと思ってます!


さらにさらにさらに!
F4Sでは大きすぎるという方におすすめなのが、MB-20というバッテリーパックになります。
このMB-20を付けることにより、MB-21がついているF4Sが、素のF4へと生まれ変わります。(単三電池6本から4本になるため、連写速度は落ちますが、フィルムで連写なんてこと僕には出来ま…せん(笑))
もうひとつ、MB-23というバッテリーパックを装着するとF4Eになりますが、F4Sよりも重く大きくなります…(笑)。ただし、F4Eは電池交換はやりやすいです!

それと忘れちゃいけないのが、マルチコントロールバック「MF-23」の存在です。
僕は家族写真を撮るときには、できるだけ日付けを入れるようにしています。
10年後、20年後、30年後、40年後、、、笑)に見返したときに、日付けがあるとその時の記憶がより鮮明によみがえるかな~って想像しているからです。

写真に日付を入れるだけなら「MF-22」というデータバックでもいいんですが、僕がおすすめする「MF-23」のいちおしポイントは、コマ間に露出データ(F値とシャッタースピード)や、日付けを記録することが出来ることです!

コマ間に露出データを記録しておけば、良い写真が撮れたときの露出データをあとで確認することができるので、写真の勉強にもなると思います。
もちろん写真側には日付け、コマ間には露出データ、といったように、それぞれ分けることもできますよ!

ただし、露出データを記録する場合には、AFレンズを装着している必要があるので注意して下さい。

ちなみに僕は家族写真を撮るとき、写真側にもコマ間にも、日付けを入れるようにしています。
写真側の日付けなんですが、数字が印字されるところが白っぽいと、日付データがよく見えないんです。
コマ間ならそんなことないので、安心ですよ!


他にも便利な機能があるので、いろいろ試してみて下さい。

さいごに

ニコン F4/F4S/F4E は、大きく重いフィルムカメラですが、機械としての信頼感は他のカメラでは感じることが出来ないほど完成されています。

また、僕はデジタル一眼レフから写真を始めたため、F4を使い始めたばかりの時は、手ぶれ写真の量産でした。
今までいかに手ぶれ補正機能に助けられていたかがよくわかりました。

そのため、F4を使うようになってカメラの正しい構え方を意識できるようになったのと同時に、写真の基礎をもっと勉強したいと思えるようにもなり、「写真を撮る」ということが今まで以上に楽しくなりました。
リバーサルフィルム ポジフィルム フィルム

さいごのさいごに

僕はF4を使い始めてから、一枚一枚丁寧に写真を撮るようになりました。

デジタルカメラだと、とりあえずシャッターを切りまくって、家に帰ってからパソコンの前に座りデータを消していく、という作業が大部分を占めているような気がします。

フィルムだと大事に撮っている分、あとで見返した時にその時の記憶がより鮮明によみがえってくるのも、フィルムカメラで撮る魅力だと思います。
フィルム モノクロ ポジ リバーサル コダック

さいごのさいごのさいごに

Nikon F4 の外装をおおっているエンジニアプラスチックですが、「安っぽく見え、使ってるうちにテカテカしてくるから買わない方がいい」という意見をよく聞きますが、手によく馴染みますし、金属のようにすごい冷たくもなりづらいので、僕は気に入ってます。

フィルムカメラとして、大柄なボディなのは間違いありませんが、道具として妥協の無い造りもまた、間違いありません。
Nikon f4s フィルム 一眼レフカメラ

少しでもF4に興味がある方は、是非手にとってみて下さい。
他のF一桁機に比べ安くなっていますが、F4も立派なフラッグシップカメラです。

NikonがこのF4に込めた思いを感じることができるかと思います。

長くなりましたが、以上で記事を終わらせて頂きます!
まとまりの無い文章に最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!

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